【第2のプーさんか】ピクサーのアニメが中国で発禁と危惧される / 「肉まんキャラ」が習近平に激似とネット民が戦慄

62pt   2018-04-16 17:24
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中国で『くまのプーさん』が粛清、ネットから姿を消す。2017年夏に世界を駆け巡った衝撃ニュースを覚えている人も多いだろう。原因は中国ネット上で習近平・国家主席がプーさんに激似と話題、さらにプーさんの画像を使った風刺なども行われたためとされている。

さて、最近「第2のプーさん」が現れたかもしれないと話題になっている。ピクサー新作のキャラが、どう見ても習近平氏だとネットユーザーがザワついているのだ。

・ピクサー新作のキャラがどう見ても習近平

注目を集めているのは、ピクサーの新作アニメ『Bao(バオ)』の予告編だ。「Bao」とは、肉まんなどのいわゆる「中華まん」こと。子育てが終わった女性が、ある日、自分が作った中華まんに命が宿っていることに気づく……というストーリーである。

予告編では、女性が中華まんに愛おしそうに頬ずりする様子が描き出されており、見ているだけで胸がキュンとしてしまうだろう。

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赤ちゃんのような中華まんは可愛い以外の何者でもないが、これを見た一部のネットユーザーが戦慄。というのも、その中華まんキャラが習近平氏に激似、「中国では発禁処分になるのでは」と心配の声があがっているのだ。

・過去に「習肉まん」と投稿したユーザー → 処分される

似ていると言えば、似ている……気もするが「そこまで?」という気もしなくもない。しかし、ネットユーザーが危惧するのには理由があった。米国メディア『ラジオ・フリー・アジア(RFA)』などによると、過去にこんな事件があったという。

ある中国人男性が中国のLINE的アプリ「WeChat」で、習近平氏のことを「習包子(習まんじゅう / 習肉まん)」と揶揄したサイトをシェア。その後、騒動挑発罪の疑いで拘束、裁判の結果、懲役22カ月の刑となったそう。そのような背景があるので、今回の『Bao』の映像に素早く反応したようだ。

余談だが、「習包子」は元々、習近平氏が、並んで肉まんを買った「庶民的な行為」が好意的にとられたことからついたあだ名だったが、いつの間にか風刺ワードになってしまったという。

素人考えだと、「アニメキャラに似ているなんて親しみがあっていいじゃない」また、プーさんにしても「“プー・キンペー” だなんて “オイシイ” 以外の何者でもないじゃん」と思ってしまうが、中国ではそうもいかないようだ。

・映画自体はエエ話っぽいんだけど……

ちなみに『Bao』は8分間のショートアニメ。6月に全米公開予定の『インクレディブル』シリーズ最新作と同時上映予定だという。

また、監督のドミー・シー氏によると、タイトルは中華まんを指す「包子(バオズ)」の「包(バオ)」であることはもちろん、宝物という意味の「宝(バオ)」という意味もこめられているそうだ。作品自体は、ハートウォーミングな内容で間違いなさそうだが、果たして中国では上映されるのだろうか?

参照元:Instagram @pixarYouTube自由時報RFA(中国語)、Entertainment Weekly(英語)
執筆:沢井メグ

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